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北海道ダイジェスト
四国2002
九州2005
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北海道『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地訪問ドライブ旅行2011

映画やドラマにあった北海道ロケ地訪問の旅へ。
2011年から4年間に渡って、ロケ地を探査照査現地検証した記録です。

ドライブで巡る北海道ロケ地の旅

北海道をこよなく愛する新潟白根の滝沢農園と札幌在住の友人M氏とドライブで巡るロケ地の旅。
今回で6回目となる北海道の旅は、2011年10月6日(木)〜10月12日(水)の7日間の旅でした。
幸福の黄色いハンカチ筆者の滝沢農園友人M氏遙かなる山の呼び声
↑筆者の私         友人M氏↑
幸福の黄色いハンカチロケ地訪問ルートマップ
幸福の黄色いハンカチロケ及びセット撮影日程表
実際のロケ順は日程表(道の駅陸別掲載↑)とは異なりルートも違います。有名人の敬称は略させていただきます。
幸福の黄色いハンカチロケ撮影表
<映画パンフレット「幸福のロケ日記より」資料提供:新得町図書館
幸福の黄色いハンカチルート 幸福の黄色いハンカチ予想撮影ルート
左が夕張に展示してある撮影ルート「道程」。これに「幸福のロケ日記より」のロケ順でルートを予想してみた。 幸福の黄色いハンカチ幸福の黄色いハンカチ
2001年(平成13年)に夕張「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」で購入したサイン入り黄色いハンカチ。
我が家では家宝として玄関に飾ってある。

2011年当時はGoogeストリートビューが札幌近郊と砂川、富良野市街しかなく
ロケ地特定は映像をもとに現地で探査していました。2014年10月は全線で見れるようになっています。
2011.10.6(木)
新潟自宅出発/5時⇒北陸道・巻潟東IC〜日本海東北道・朝日まほろばIC⇒国道7号線⇒山形道・鶴岡IC〜酒田港IC
⇒道の駅・鳥海/8時⇒国道7号線⇒日本海東北道・にかほIC〜二ツ井白神IC⇒国道7号線
⇒東北道・碇ヶ関IC〜津軽SA(お昼)〜青森IC⇒青森港/13時
津軽海峡フェリーびるご
⇒(びるご乗船/13時50分)青森港発/14時20分〜函館港着/18時⇒函館パークホテル泊/19時

ドラマ『ノックをしなかったサンタクロース』
ロケ地/函館

ハートカクテルドラマ『ノックをしなかったサンタクロース』(昭和62年12月24日放映)は、
三上博史と鈴木保奈美の初共演の短編ドラマだ。函館と東京を舞台に、
遠距離恋愛の恋人同士がクリスマスイヴに仕事で会えるか会えないかという物語。
函館ロケ地は金森倉庫や函館港、函館空港など。
函館夜景 金森倉庫
山西道広のセリフがいい。(原作:わたせせいぞう 脚本:松村あゆみ)
「あんまり急いで走ると疲れるぞ。だいち寒くてかなわん。それで俺の背中も猫背になったかな。
仕事も大事さ男だもの。当たり前さ。だけど仕事ばかりじゃつまらんぞ」
「少し猫背になるのも悪くないぞ。そうすれば走るスピードも落ちてくるさ」

このドラマ以後、三上博史と鈴木保奈美は、
『君が嘘をついた』(昭和63年放映)、『この世の果て』(平成6年放映)で共演している。
『東京ラブストーリー』(平成3年放映)の4年前のドラマで主役だった。
八幡坂から函館港
八幡坂から函館港を望む。
2011.10.7(金)
函館八幡坂/8時20分⇒国道5号線⇒洞爺湖サイロ展望台/12時(お昼)
洞爺湖サイロ展望台
⇒中山峠⇒定山渓温泉・湯の花/14時〜17時⇒札幌/18時友人M氏宅
2011.10.8(土)
ここから友人M氏と二人旅です。
札幌出発/6時⇒国道12号線⇒奈井江/7時50分
奈井江
直線道路日本一の中間地点の奈井江。石狩川の朝の濃霧。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/砂川市
ドライブインいしかり跡

砂川市出光ガソリンスタンド(第一興産豊沼SS)/8時給油し徒歩で現地へ。
映画の場面ではドライブインいしかりの隣が出光ガソリンスタンド。(2011年10月12日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地/ドライブインいしかり 幸福の黄色いハンカチロケ地/ドライブインいしかり
砂川市東1条南17で国道12号線の対面が豊沼町で豊沼駅近く。
現地で高倉健になる友人M氏。
ロケ地/ドライブインいしかり跡 ロケ地/ドライブインいしかり
桃井セリフ「勇さん、行くよ」
高倉セリフ「俺悪いけど美唄駅から汽車で行くよ」
武田セリフ「札幌すぐですよ」
高倉セリフ「夕張に寄ってくる。実は未練がましいようだけど出所した日にハガキ出したんだ」
もし待っていてくれたら竿の先に黄色いハンカチをぶらさげてくれ、と語った場所。
幸福の黄色いハンカチ 国道12号線 幸福の黄色いハンカチ 国道12号線
武田セリフ「行こうや夕張」の直後にファミリアが国道12号線を疾走する場面は
砂川市東1条南13で、何と北に向かって撮影されている。歩道橋から撮影されたと思う。(2012年7月19日掲載)

宿に砂川館(たこ社長)が出てくるが、砂川駅前という噂から砂川駅前の島旅館を訪ねた。
女将さんの話では、島旅館ではなく砂川撮影の話は聞いたことがないそうだ。
砂川駅前タクシー運転手さん2人も同じ話だった。⇒実は室内はセット撮影だった。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/砂川館跡

映画の設定では3泊目宿泊が砂川館である。4日目が赤平・歌志内から始まっているので
設定的に砂川の宿泊では疑問あるが、砂川館は実在した旅館であった。
幸福の黄色いハンカチ 砂川
映画パンフレット「幸福のロケ日記」には昭和52年5月22日は
「富良野、赤平市、栗山を経て最終目的地夕張へ到着」となっている。

映画『駅ステーション』ロケ地/砂川駅
ドラマ『昨日、悲別で』ロケ地/砂川駅と喫茶「駅舎」

⇒砂川駅/8時15分
ロケ地/砂川駅ロケ地/駅舎ロケ地/駅舎
砂川駅は、
ドラマ『昨日、悲別で』(脚本:倉本聡、出演:雨宮良・石田えり・布施博などで昭和59年放映)の舞台となった駅だ。
悲別駅(上砂川駅)への接続駅で、駅前の喫茶店「やまいち」が『昨日、悲別で』の喫茶店「駅舎」に使用された。
現在でも撮影時のまま窓ガラスに「駅舎」の文字がある。主題歌は「22才の別れ」(かぐや姫)

ドラマ『昨日、悲別で』ロケ地/歌平橋

歌平橋は、最終回で雨宮良が母の五月みどりを迎えに行った場所だ。
砂川市鶉で砂川市と上砂川町の境界あたり。
<情報提供:『北海道なんでも日記』(北海道トラベルフリーク)
リンク
歌平橋 歌平橋

ドラマ『昨日、悲別で』ロケ地/悲別駅
映画『駅ステーション』ロケ地/上砂川駅

⇒悲別駅(上砂川駅)/8時50分
ロケ地/悲別駅ロケ地/悲別駅ロケ地/悲別
悲別駅(上砂川駅)は、
ドラマ『昨日、悲別で』(脚本:倉本聡、出演:雨宮良・石田えり・布施博などで昭和59年放映)の舞台となった駅だ。
ロケ地/悲別駅ロケ地/悲別駅
昭和56年に高倉健主演映画『駅ステーション』(脚本:倉本聡)でも使用され現在は資料館となっている。
午前9時になっても開館されていなかったので、上砂川商工会の進藤商店さんから開けてもらった。
石田えり MIT祭石田えり MIT祭石田えり MIT祭
大学生だった当時、MIT祭のコンサートに来た石田えりを最前列からかぶりつきで撮影してた。
私の中では、映画『遠雷』が印象に残っている。
『昨日、悲別で』の後、石田えりは髪を短くしている。

南こうせつの歌に「夜の顔」(アルバム「旅立てばそこから男」より昭和54年11月リリース)というのがある。
作詞:喜多条忠で、この歌詞はこうである。
♪テレビの中で男が言ってる「男は一生懸命やればやる程
どこかつじつまが合わなくなっちまう」なんて倉本聡のセリフはいいね♪

さてこのセリフは何ていう番組だったのでしょう?誰か教えて!

ドラマ『昨日、悲別で』ロケ地/悲別ロマン座
映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/歌志内

⇒歌志内市上歌:ドラマ『昨日、悲別で』舞台となった悲別ロマン座/9時40分
ロケ地/悲別ロマン座 ロケ地/悲別ロマン座
ここは住友上歌会館跡で映画『幸福の黄色いハンカチ』(昭和52年)で銀座カンカン娘を聞いた所でもある。
幸福の黄色いハンカチロケ地/住友上歌会館跡 幸福の黄色いハンカチロケ地/歌志内
昭和52年当時は屋根中央部分が壊れかかっている。
現在は建物の中央部分がなくステージ部分と入口部分が残っている。
右場面は道道114号線歌志内市上歌新栄町付近。(現:新歌志内トンネル入口付近)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地住友上歌会館跡
道順からすると、この後に次の場面になる所、住友上歌会館跡に到着前の編集になっている。
道道114号線歌志内市歌神。
幸福の黄色いハンカチロケ地/歌志内 幸福の黄色いハンカチロケ地/歌志内

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/赤平

歌志内市上歌の住友上歌会館跡に着く前に島勇作が車内から見ている場面。
国道38号線(芦別国道芦別⇒赤平方面)赤平市赤平の住友赤平小学校前。(現:赤平炭鉱歴史資料館前)
赤平炭鉱と根室本線と赤平自動車学校(黄色い交通安全)が見える。(2013年4月17日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平 幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平
桃井セリフ「欽ちゃんのシャツ乾かなかった」の場面は、同じ位置を逆走(赤平⇒芦別方面)していて
スキー場看板は歌志内のかもい岳スキー場ではなく赤平山スキー場。
赤平山スキー場は閉鎖され、現況看板は「研修センター憩の家」になっている。(2013年4月18日訂正)
幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/赤平

桃井セリフ「札幌行ったら乾かしなさいね。はいこれ、勇さんの靴下」で渡す場面。
幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平 幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平
国道38号線(芦別国道赤平⇒芦別方面)赤平市赤平から赤平市茂尻元町北6。(2014年12月18日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平
高倉セリフ「ありがとう」で受取る場面。
幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平
バス停が「歌志内入口」で、勇さんが見ている方向は赤平市百戸町西(現:翠光苑方向)で北東方位。
幸福の黄色いハンカチロケ地/赤平
空知川が角度で映っていない。国道38号線赤平バイパスができる前。

ドラマ『北の国から』『優しい時間』ロケ地/富良野

⇒富良野:ドラマ『北の国から』北時計/10時40分⇒新富良野プリンスホテル/11時
北時計 優しい時間ロケ地
ドラマ『北の国から』の北時計とドラマ『優しい時間』のコーヒーショップ
ニングルテラス ニングルテラス
ドラマ『北の国から』で竹下景子が勤めていたニングルテラス。

⇒富良野市幸町・そば処小玉屋本店(お昼)/11時30分

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/富良野

高倉健が過去を話出す車の中は、富良野市山部東12線〜上五区の国道38号線直線区間。(2012年6月10日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地/富良野 幸福の黄色いハンカチロケ地/富良野
1km程の直線区間で陽が高いのが急に夕暮れになってしまう。
幸福の黄色いハンカチ 富良野
カメラ角度がそれぞれ違うが、回想シーンをはさんで同じ家(上五区の〇〇農園)が3回登場している。
幸福の黄色いハンカチロケ地/富良野SS ロケ地/富良野SS
陽暮れて日本石油ガソリンスタンドに寄る場面は、
富良野市緑町9-6の現在エネオス北村石油富良野SS。(2012年1月24日掲載)

ドラマ『北の国から』ロケ地/富良野麓郷の森

⇒『北の国から』麓郷の森/12時30分
ロケ地/麓郷の森 ロケ地/麓郷の森

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/富良野

予告編で流れる場面である。富良野市山部東23線の国道38号線:東大樹木園前。(2013年4月4日掲載)
幸福の黄色いハンカチ 富良野市山部
残雪のある山は芦別岳。 同角度で撮影された<東大演習林の桜>見事な桜である。
リンク

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/富良野?

予告編で流れる場面である。左からの日差しで、山の稜線は芦別岳のように見える。(2013年4月7日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地/富良野市西達布
富良野市西達布の国道38号線:樹海峠から富良野方面へ1キロ程下った辺りと思われる。
ファミリアは進行方向を逆走していることになる。(再検討課題)
同角度で撮影された<樹海峠:富良野市西達布付近からの芦別岳
リンク

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/富良野

イルカの「なごり雪」が流れる最後の場面で、帯広に入る前に夕陽に向って走行している場面。
富良野市西達布から富良野市東山にかけての国道38号線を富良野市街に向かっている。(2014年12月1日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地/富良野市東山 幸福の黄色いハンカチロケ地/富良野市東山
右映像にバス停が映っているが、目を凝らしてみると「さくら」あるいは「さくら道」というバス停。
ストリートビューで確認するとバス停が「さくら」。富良野市の「さくら」という地域であると判った。
幸福の黄色いハンカチロケ地 富良野市東山
航空写真ではバス停右の建物がないが、センターラインが黄色で、赤と灰色の屋根の建物とバス停が一致し、
畑の真ん中あたりに樹木1本、三角(台形)のような畑の区画、国道との斜路が一致する。
航空写真の赤と灰色の屋根の建物を拡大すると、完全に一致。
富良野市山部の過去を話したロケ後に、富良野市西達布まで戻って撮影されたようだ。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/南富良野町
狩勝峠付近の検問/かなやま湖

夕張の想い出ひろばでは、金山峠ロケとあったが?それはここだ。
映画の景色を見ると遠くにかなやま湖が見える。検問手前カーブより小屋のあるところまで。(2012年1月20日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地/かなやま湖 幸福の黄色いハンカチロケ地/かなやま湖
南富良野町幾寅の道道465号線で、道の駅:南ふらのから西へ2キロ程行った所。
幸福の黄色いハンカチ検問ロケ地
検問地点の路面に水たまりがある。雨が降って乾いた状態のように見える。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/狩勝峠

帯広から高倉健がファミリアを運転し、次の場面はすでに狩勝峠。
幸福の黄色いハンカチロケ地/狩勝峠 ロケ地/狩勝峠
場面では後部席の武田鉄矢と新得山が見える。実際に狩勝峠展望台からは新得山が見えないのが残念。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/日勝峠

幸福の黄色いハンカチロケ地/日勝峠 幸福の黄色いハンカチロケ地/日勝峠
その直後にファミリアが狩勝峠を疾走設定されている場面は狩勝峠ではない。
左場面にはスノーシェルターが見える。十勝清水の国道274号線日勝峠付近。(2012年9月29日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地日勝峠
ファミリア進行方向は映画本編が清水⇒日高方面で、予告編では日高⇒清水方面。
高羽カメラマン台本には手書きで「日勝道路 ヘリコプター」と記されていた。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/新得

⇒新得駅前/14時
幸福の黄色いハンカチロケ地/新得駅前 ロケ地/新得駅前
新得駅前で再び車に乗るシーンのロケ地だ。
幸福の黄色いハンカチロケ地/新得 幸福の黄色いハンカチロケ地/新得警察署
新得警察署に向うパトカーとファミリアの場面と新得警察署前の場面。
幸福の黄色いハンカチロケ地/新得ロケ地
勇さんが新得駅へ歩いた道は何故か1本東の道だった。(2012年6月9日掲載)
勇さんが新得駅へ向かう途中に「新得桜まつり 5月14土15日」のポスターが貼られている。
幸福の黄色いハンカチロケ地/新得
当時の広報紙等はなく、ロケ時に8ミリを撮られた方の記録では5月18日と記録されていたそうだ。
<情報提供:新得町役場産業課観光協会
リンク
ロケ地は最初富良野警察署が予定されていたが新得警察署に変更された。
<参考資料:大船撮影所の記録(松竹)>

警察署内はセット撮影だと思うが、登場人物は、渥美清(渡辺刑事係長)、梅津栄(警官)
笠井一彦(警官)、山本幸栄(交通係長)、三崎千恵子(住民)、岡本茉利(中華ラーメン北海軒)である。
『男はつらいよ』俳優陣で、笠井一彦は15作目『寅次郎相合い傘』より朝日印刷従業員で登場している。
山本幸栄は2作目『続・男はつらいよ』で葛飾本田警察署刑事、3作目『フーテンの寅』で奈良井宿の結婚披露宴の客、
4作目『新・男はつらいよ』で柴又の巡査、5作目『望郷編』で柴又ご近所さん、
6作目『純情篇』で列車の客と柴又ご近所さん、『家族』で長崎発列車車掌を演じている。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/帯広

たこ八郎とモメた帯広市西1条南10にある新津駐車場/16時
現在はコアラパーキングになっている。道路対面の帯広東急インが見える駐車場の方だ。
幸福の黄色いハンカチ 帯広 幸福の黄色いハンカチ 帯広
桃井セリフ「帯広でコーヒー飲もう」の場面は、帯広市西3条南3(西三条通)の帯広川を渡る。(2012年6月9日掲載)
北海道開発局(左)、NHK帯広(真ん中)、北海道電力(右)の電波塔が見える。
幸福の黄色いハンカチ 帯広
帯広市街の走行は、平原通を北方位に走行している。(2013年4月21日位置図追加)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地帯広
陸別ではさほど汚れていないファミリアが新津駐車場では尋常でない汚れ方である。
新得と同じ汚れ方である。駐車場に水たまりが残っているので雨が降った後の撮影であろう。

十勝川温泉・田園

十勝川温泉・民宿田園で十勝和牛ステーキコースを堪能宿泊/17時
民宿田園の夕食 クリックで民宿田園へリンク
リンク
2011.10.9(日)
十勝川温泉出発/8時⇒道東道・池田IC〜足寄IC⇒りくべつ鉄道ふるさと銀河線・上利別駅/9時15分

映画『旅立ち』ロケ地/足寄駅(上利別駅)

りくべつ鉄道ふるさと銀河線の上利別駅が映画『旅立ち』の足寄駅に使用された。
上利別駅
映画『旅立ち』の足寄駅長は、友情出演の石田純一。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/
陸別町トラリ我妻牧場

阿寒温泉で1泊後、陸別駅へ向かう途中の場面は、
国道242号線(陸別国道足寄⇒陸別方面)の足寄町大誉地(およち)を北に走行している。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地足寄町大誉地 幸福の黄色いハンカチ ロケ地足寄町大誉地
足寄町上利別本町と足寄町大誉地本町の間を陸別へ向かっていて、撮影ポイントは陸別町トラリの我妻牧場。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地足寄町大誉地
山の森林の形、国道242号線沿いに岩があり、国道手前には池北線と電柱と利別川がある。
家屋が3つほど見えすべて一致。(2013年3月29日掲載)
陸別国道を走った際、鈴木宗男氏(新党大地)生家の民宿大地を見かけた。
2012年11月に民宿大地は取り壊されたようだ。

ここで島勇作が刑務所を脱走し看守に追いかけられる夢のシーンが昭和52年5月8日撮影された。
看守には一部のスタッフが扮し、高羽カメラマンも健さんに合わせて走り大奮闘と「幸福のロケ日記」にある。
ロケ地訪問は⇒北海道2013
この場面後に桜の木が1本見える。足寄と陸別の桜の開花始めは平年だとGW明け1週間後ということである。
開花状況とお天気から推測すると、5月14日の撮影かな?

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/
陸別町弥生の桜井牧場

⇒陸別町弥生の桜井牧場/9時30分
幸福の黄色いハンカチ ロケ地陸別
陸別駅後に帯広へ向かう場面とファミリアを止めて〇〇する場面。
幸福の黄色いハンカチ 陸別ロケ地 幸福の黄色いハンカチ 陸別ロケ地
ファミリアを落として一晩泊めてもらう事になった陸別町弥生の桜井牧場の場面。
道道502号線を陸別中心地から2〜3キロ入った所。
映画設定は足寄の農園である。<参考資料:大船撮影所の記録(松竹)>
幸福の黄色いハンカチ 陸別ロケ地 幸福の黄色いハンカチ 陸別ロケ地
同じ場所に車を止めてみた。桜井牧場の敷地内は当時の面影がありサイロもそのまま。
円筒形のコンクリートサイロの傷の部分が今も同じ。
幸福の黄色いハンカチ 陸別ロケ地 幸福の黄色いハンカチ 陸別桜井牧場
陸別でのロケは5日間行われた。(昭和52年5月5日・6日・7日・13日・14日)ロケ隊は38人。
<資料提供:陸別町役場 広報りくべつ 1977年6月号>
リンク
桜井牧場でのロケは5日間(うち1日雨で撮影中止)行われたそうだ。
桜井牧場のご主人(撮影当時44歳)は、トラクターで出演している。写真右が桜井牧場のご主人、左が筆者の私。
トタクターと大型ダンプがすれ違い、ファミリアがバックして路肩から落ちるシーンは、
朝の9時から12時まで何回もやり直して3時間かかり、
その間、好きなタバコも吸わせてもらえなかったそうだ。(桜井牧場ご主人談話)
ご主人によれば映画上映以来34年間で、本土から訪問したのは私で2人目だとか?
幸福の黄色いハンカチ 陸別桜井牧場 陸別桜井牧場
ファミリアがオートバイに追い抜かれる場面がある。この場面も道道502号線で撮影され、
桜井牧場の息子さん(撮影当時16歳)がオートバイで登場。桜井牧場の先代は便所案内役で登場した。
親子3代で映画に出演された。
武田鉄矢セリフに「北海道の百姓が」というのがある。アドリブだったのか事実が語られていた。
そのオートバイを撮影中止になった時、高倉健が乗っていたそうだ。(桜井牧場ご主人談話)
高倉健さんオートバイ写真は⇒北海道ロケ地の旅
このセリフは当時流行語にもなったが、農業従事者に対して見下した不適切な表現として知られている。
幸福の黄色いハンカチ 陸別桜井牧場 幸福の黄色いハンカチ 陸別オートバイ
ある日買い物から帰ったら、山田洋次監督の書かれた手紙が玄関先にあったそうで、
翌日に山田洋次監督が撮影に牧場を使わせて欲しいと直々に訪ねて来られ、
陸別の牧場を見て廻ったが、桜井牧場が一番ふさわしいと選ばれたそうだ。
武田鉄矢は山田洋次監督に怒られてばかりいたそうだ。(桜井牧場奥さん談話)
幸福の黄色いハンカチ 陸別ロケ地
追加情報は⇒北海道ロケ地の旅2012風呂あがりの場面はセット撮影!
牧草地をファミリアが走るシーンは、牧草のところにジャンプ台をこしらえ、はねるように工夫されたそうだ。
牧草地走行場面は桃井さんに代りスタントマンによるもの。
お昼は、山田洋次監督と助監督とご主人の3人が先に食べないと、
他の俳優やスタッフは食べられなかったそうだ。
武田鉄矢は桜井牧場の裏口の方で、こっそりもらって食べていたそうだ。(桜井牧場ご主人談話)
幸福の黄色いハンカチ 陸別ロケ地 幸福の黄色いハンカチ 撮影用ファミリア
陸別で撮影された車内映像はこんな感じで撮影されていた。
撮影用にファミリアが2台あり機材ファミリアが1台あった。機材ファミリアの後ろの牛は桜井牧場の牛?

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/陸別駅

⇒道の駅・陸別/10時10分
幸福の黄色いハンカチ 陸別駅前 幸福の黄色いハンカチ ロケ地陸別駅前
桃井セリフ「まだ2時間もある。これからどこ行くの。何してるのおじさん?」
高倉セリフ「そのおじさんやめろよ。苦労して老けたけど見かけより若いんだぞ」
桃井セリフ「じゃ何て名前?」 高倉セリフ「島勇作」
桃井セリフ「降りなきゃよかったなぁ、車で行けばよかったなぁ、どうしようかな」
高倉セリフ「姉さん、戻ってきたよあんたの大将」
武田セリフ「お昼でしょ、皆で食べようと思って、カニです」
陸別駅ロケ地 幸福の黄色いハンカチ ロケ地陸別
陸別駅前の仕出し食堂「かわもと」でカニを食べる3人でした。
(新聞店隣で角地にあった)仕出し食堂「かわもと」は商売を辞められ現存していない。「赤とんぼ」は今でも健在。

りくべつ鉄道運転体験/ふるさと銀河線

ふるさと銀河線りくべつ鉄道運転体験の気動車運転体験Sコース/10時20分〜11時 陸別鉄道運転体験
友人M氏念願の陸別鉄道運転初体験。

⇒カネラン峠⇒オンネトー/12時
カネラン峠は峠付近より足寄側が3キロ程ダート道になっていて狭い。
季節限定道路で冬期間は通行不可。ファミリアルートはカネラン峠を通過していないのでご注意。
現在の道道143号線は1977年当時は、足寄町上足寄から陸別町陸別まで全線未舗装(ダート道)だった。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/足寄町

武田と桃井が網走で高倉を乗せて阿寒湖温泉方面に行くことになり
美幌峠に寄る前にここを通ったと編集されている場面は、足寄側から見た雌阿寒岳と阿寒富士。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地足寄 オンネトー
オンネトーに行く道かと思い行ってみたが、この道ではなかった。
翌日帰りに足寄国道をもう一度走ってみることにした。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/阿寒湖

⇒阿寒湖温泉・コンビニ駐車場(お昼)/12時30分
幸福の黄色いハンカチ ロケ地阿寒湖 阿寒湖と雄阿寒岳
映像は昭和52年5月8日午後撮影の阿寒湖と阿寒湖荘。写真は2001年9月28日撮影。
武田セリフ「ゴージャスな雰囲気、泊ろうここほら」と指差したのは、進行方向右のニュー阿寒ホテル。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地阿寒湖
阿寒湖温泉に着いたファミリアが停車しているホテル玄関に「HOTEL雌阿寒」とあり
部屋の壁には「雌阿寒ホテル平面図」が飾ってあり
花田欽也が書く宿帳には「雌阿寒ホテル」と左下に印刷してある。
雌阿寒ホテルが玄関ロケ地であったようだが、現在、雌阿寒ホテルはない。(2013年3月25日位置図改正)
(1982年版地図をもとに1977年航空写真に記載)
当時パチンコ屋が大東館の位置にあった。映像では客室前がパチンコ屋。地図と一致しない。
雌阿寒ホテル室内はセット撮影。旅館の仲居さんが『男はつらいよ』の谷よしのさん。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地阿寒
阿寒のロケは阿寒湖前とホテル玄関の2カットのみ。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/薬局:夕張

幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張
高羽哲夫カメラマンの台本によれば、薬局は夕張の薬局で撮影され、
薬局の主人は山田組スタッフの一人で進行担当の玉生久宗さん。
混浴岩風呂は温泉の乳白色から雌阿寒温泉(足寄町)に似た色だが、
浴場は湯河原温泉:水の口苑と高羽哲夫カメラマンの台本に手書きで書かれていた。
(高羽哲夫記念館:会津若松市末廣酒造内に台本コピーが1部あり閲覧できる。2015年3月9日追記)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張 幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張
欽也が薬局に入る場面とファミリアが夕張市本町2丁目を走行する場面で背景が同じ地点がある。
(映像拡大↓)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張 幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張
横断歩道の右側に歩行者専用道路標識があり、薬局の対面に小さな建物シャッター(現:ゆうばり観光プレイガイド)。
その左側が商店(池田忠久堂)。薬局は夕張市本町2−14にあった長谷薬局のようだ。(2015年4月6日掲載)
歩行者専用道路標識は夕張市では本町2丁目の1ヵ所のみ確認。阿寒のカナヤマ薬局周辺にはない。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張市本町
(2012年10月7日撮影)

映画『家族』ロケ地/中標津駅

⇒『家族』(昭和45年放映)ロケ地/中標津駅/15時
中標津ロケ地
中標津駅跡地のバスターミナル内に中標津駅展示室があり見せてもらった。
中標津レジスター 中標津
偶然訪問した中標津丸山公園の郷土資料館に、レジスターと鉄道模型があった。
倍賞千恵子が夕張の生協マーケットで使用していたものと似ている。すかさず倍賞千恵子になる友人M氏。
倍賞セリフ「奥さん病気なの?だっていつも買い物に来るから。」

映画『遙かなる山の呼び声』ロケ地/上武佐駅

⇒中標津『遙かなる山の呼び声』(昭和55年放映)ロケ地/上武佐駅/15時30分
遙かなる山の呼び声ロケ地遙かなる山の呼び声ロケ地
冒頭、一夜を倍賞千恵子の牧場で過ごした高倉健と学校に行く吉岡秀隆の場面。
高倉セリフ「坊や、父さんいないんか。」
吉岡セリフ「死んだ。」
遙かなる山の呼び声上武佐駅方向に歩く高倉健
上武佐駅方向に歩く高倉。線路上を歩く高倉。『遙かなる山の呼び声』の字幕とテーマ曲が流れる。

映画『遙かなる山の呼び声』ロケ地/別海町豊原

『遙かなる山の呼び声』(昭和55年放映)は『家族』(昭和45年放映)の続編であった。
遙かなる山の呼び声ロケ地遙かなる山の呼び声めんたの千恵子と倍賞千恵子
『遙かなる山の呼び声』の牧場は、別海町豊原の〇〇牧場だったそうだが、
撮影終了直後に○○牧場が根室市内の新酪農村へ転居されたようだ。
映画にも出ているが、ロケ中に生まれた牛のメス(めんた)は、千恵子と名付けられたそうだ。
(養老牛温泉藤やの女将さん談話と上武佐に掲載してある北海道新聞記事より)
日程不足で訪問断念。
詳細ロケ地は⇒家族・遙かなる山の呼び声ロケ地

映画『家族』ロケ地/開陽台

⇒『家族』(昭和45年放映)ロケ地/開陽台/15時50分
開陽台 家族ロケ地 開陽台 家族ロケ地

映画『釣りバカ日誌20ファイナル』
『男はつらいよ夜霧にむせぶ寅次郎』ロケ地
養老牛温泉旅館藤や

映画『釣りバカ日誌20ファイナル』ロケ地/養老牛温泉旅館藤やに宿泊/17時
養老牛温泉旅館藤や 養老牛温泉旅館藤や
養老牛温泉旅館藤やは山田洋次監督おすすめの宿で、昭和44年『家族』以来、
『幸福の黄色いハンカチ』『遙かなる山の呼び声』『男はつらいよ・夜霧にむせぶ寅次郎』
『男はつらいよ・知床慕情』などでも道東ロケの際に常宿として利用されたと藤やのパンフレットにある。
『遙かなる山の呼び声』ではスタッフ約60人の1ヶ月に渡るロケであったそうだ。
(養老牛温泉旅館藤や女将さんに確認したところ、『幸福の黄色いハンカチ』の時は利用されてなかった)
遙かなる山の呼び声ロケ地南中競馬場
養老牛温泉旅館藤やのご主人は、映画にも出演しておられ、
『遙かなる山の呼び声』で南中競馬場の場内アナウンスのナレーターをされた人だ。
『学校U』でも出演したと、ご主人の談話だった。

『釣りバカ日誌20ファイナル』のロケはここと、厚岸で行われている。
昨年たまたま牡蠣のフルコースを食べに行った厚岸の牡蠣店・桜亭で、
『釣りバカ日誌20ファイナル』の西田敏行も食事をしている。
当然牡蠣のフルコースを食べたと思えば、かつ丼がうまかったと、スタッフにご馳走したそうだ。
この話を養老牛温泉旅館藤や女将さんにした所、勿論ご存じだった。
2011.10.10(月)
養老牛温泉出発/9時⇒足寄町茂足寄/11時

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/美幌峠

今回の旅のルートには入れなかった美幌峠。写真は2010年に美幌峠で撮影。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地美幌峠 幸福の黄色いハンカチ ロケ地美幌峠
阿寒湖温泉に行く前に美幌峠に寄る場面だ。右場面の夕陽も美幌峠から撮影されたと思うが?
幸福の黄色いハンカチ ロケ地美幌峠
武田セリフ「おじさん、いいじゃないすか写真!」

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/弟子屈町

釧路西港にあがったファミリア(武田鉄矢)は、釧路市北大通3-3さとう洋品店で白いジャンパーを買い、
釧路湿原を通って、網走に行く前にここを通っている。
カップルの乗ったTOYOTA車を追い越す場面だ。
武田セリフ「さっさと飛ばせ、このイモ野郎が。しっかり楽しめお二人さん」
幸福の黄色いハンカチ ロケ地弟子屈 幸福の黄色いハンカチ ロケ地弟子屈
字幕にかぶってしまうので少し前の場面だが雄阿寒岳が見える。
弟子屈町奥春別の阿寒横断道路国道241号線(弟子屈⇒阿寒湖方面)の景色だ。
知床のほうを廻ってきたと言っているが、知床には行っていない。
いや、知床横断道路は1980年開通で1977年当時は未開通。
2012年10月写真は⇒北海道ロケ地の旅
幸福の黄色いハンカチ ロケ地阿寒横断道路
この場面も阿寒横断道路国道241号線(車進行方向が弟子屈⇒阿寒湖方面)だと思う。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/足寄町

幸福の黄色いハンカチ ロケ地足寄 ロケ地足寄
足寄町茂足寄の足寄国道241号線(足寄⇒阿寒湖方面)の「おおともフォーム」前。
手前の低い山と阿寒富士の重なり具合が、ロケ地の決めてとなった。
現在は木がでかくなり、映画のようなすばらしい画像とはならず。
本州では畑を手入れしないと草が生えるが、北海道では木が生えるのには驚いた。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地足寄
場面の残雪から推測すると5月中頃ロケのようだ。「幸福のロケ日記」によれば5月8日撮影のようだ。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/士幌町

予告編で流れる場面。右から陽が差していて車の左に影が見え、 ファミリアは東方位に走行していると思われる。
お天気は曇り、左側に電柱があり右側にサイロのような建物が2棟見え、起伏のある道路。
幸福の黄色いハンカチ 予告編
日勝国道274号線の士幌町ウリマク西9線〜士幌町中音更西4線の間に似ている。(2013年7月8日掲載)
士幌町ウリマク西9線26号付近から撮影されたようだ。当時は道道35号線。
新田西部牛肉肥牛センターの3キロほど東にサイロあり、山の稜線もほぼ一致。
士幌
昭和52年航空写真で見ると、士幌町ウリマク西9線からサイロまで
進行方向右側に防風林等の視界をさえぎる物はない。
2013年10月写真は⇒北海道2013

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/士幌町

国道241号線の十勝平野(上士幌⇒帯広)の風景だ。イルカの「なごり雪」が流れる場面。
幸福の黄色いハンカチ なごり雪ロケ地/士幌 幸福の黄色いハンカチ なごり雪ロケ地/士幌
防風林は西風を防ぐために南北列に植えられていて、映画場面を見ると木陰が進行方向にある。
音更町と同じ薄曇り空から午後に撮影されたようだ。ファミリアは東方位に走行していると思われる。
幸福の黄色いハンカチ なごり雪ロケ地/士幌
道道134号線の士幌町士幌東4線〜士幌東5線を東方位に走行している。(2015年1月5日掲載)
右映像で映っているのは士幌東5線の斉藤農場さん。
上士幌の風景
(2001年9月28日撮影:上士幌の国道241号線の風景)

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/音更町

イルカの「なごり雪」が続いて流れる場面。
桃井セリフ「夕張の炭鉱で働いてんのか」の場面は、音更町東音更西付近の国道241号線(士幌⇒帯広方面)。
高倉セリフ「夕張」「俺降りる」の勇さんアップ場面は、音更町福平付近の国道241号線(士幌⇒帯広方面)。
「俺降りる」の場面で映っているのは伊達農場さん。
幸福の黄色いハンカチ 音更 幸福の黄色いハンカチ 音更
↓前方場面は右カーブで当時のセンターラインは黄色。(2012年8月18日掲載)
音更町音更町
交互に編集されている。
桃井セリフ「今ここ通ってて」で地図を見ながら指さしている場所が士幌⇒音更の辺り。

⇒国道241号線⇒音更町新通6・手打ちそばうどん七飯(お昼)/12時
⇒道東道・音更帯広IC〜占冠IC⇒国道274号線(樹海ロード)

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/夕張市日吉

⇒夕張市日吉『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/15時30分
幸福の黄色いハンカチ 幸福の黄色いハンカチのファミリア
2001年に来た時にあった武田鉄矢使用の帽子がなかった。どこに行ったのだ?
高倉健になりきる友人M氏。ファミリアを押している。
高倉セリフ「大将、男二人でなきゃ無理だよ」

映画パンフレット「幸福のロケ日記」によれば、5月25日の夜、高倉健『八甲田山』キャンペーンのため一旦帰京。
5月26日は欽也と朱美のラブシーンを中心に撮影。武田と桃井は26日に帰京。
5月27日高倉健の到着を待って午後より炭鉱住宅で倍賞千恵子とのラストシーン撮影。
夕張炭鉱住宅でのロケは、5月23日と27日にラストシーンが撮影されている。

夕張市内編はこちらが詳しい。
あの頃の夕張を求めて 幸福の黄色いハンカチ
リンク

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/夕張市本町

⇒夕張市本町商店街で昔の映画看板視察とルート走行/16時
幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張せいきょうマーケット
生協マーケットがあった場所は夕張市本町1で、現在では夕張希望の杜夕張医療センターと栄団地の間で、
昔の線路が道路になってしまい、栄団地側にあったものと思う。
島勇作が飲み屋から出てきたお客ともみ合った場所は夕張市本町2で、梅ヶ枝通りから本町商店街に抜ける路地。
写真屋さんのあった場所は、夕張市本町3で栄橋を渡りボーリング場(その後美術館)の東側付近。
幸福の黄色いハンカチ 夕張市本町 幸福の黄色いハンカチ 夕張市本町
光枝が流産した時に勇作が走り上がった場所は夕張市本町5のハイカラ坂。
夕張のお医者さんは夕張市本町4−6にあった水原医院。(夕張市役所近く)
ファミリアが夕張市本町6を走った道は、現在のセイコーマート夕張本町店手前を右折。
(路線が変更されこの場面の道はないが、映画と同じ道を走ってみた。)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張市本町
2012年10月写真は⇒北海道ロケ地の旅
夕張市本町商店街と言えば、「シルエットロマンス」や「たそがれマイラブ」でおなじみの歌手・大橋純子の出身地。
実家は食堂を経営していたそうだが今はない。
ザ・リリーズの双子歌手も夕張市出身だ。実家は清水沢駅近くにあったそうだ。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/夕張市鹿の谷

バスとすれ違った場所を間違えました。夕張市鹿の谷でした。(2015年3月11日訂正)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張市鹿の谷

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/夕張市高松

幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張 幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張
島勇作が光枝の乗ったバスを追いかけた場面は夕張市高松で、現在では石炭の歴史村の東側で、
花畑牧場希望の丘の少し北になる。当時の夕張バス停:高松三区
高倉セリフ「俺は不器用な男だから」が有名になった場面である。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地夕張
2012年10月写真は⇒北海道ロケ地の旅
<2012年9月8日NHKプロフェッショナル仕事の流儀「高倉健スペシャル」より>
高倉健さん「不器用ですからっていつも何か、何となくそういう僕はイメージなんだろうなと、
そんなことはねえよって、どっかで思ってますけど」


写真撮影に向かない天候でうす暗く、栗山町⇒札幌友人M氏宅/18時

2011年10月10日PM9時からの『幸福の黄色いハンカチ』リメイクドラマを見る予定だったが運転疲れで寝てしまった。
2011年11月13日に『幸福の黄色いハンカチ』リメイクドラマが関東エリアであったようだ。
私は新潟なので放送されていない。2回とも見逃したことになる。
2011.10.11(火)
ここから一人旅です。
札幌出発/7時⇒栗山町角田/8時30分

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/栗山町角田

左が夕張 左が夕張の栗山町角田交差点
桃井セリフ「左が夕張よ」の栗山町角田交差点手前300mと左側にトヨタ販売店。
角田交差点は映画と同じ方向より撮影。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/
栗山町大井分

幸福の黄色いハンカチ ロケ地栗山町 幸福の黄色いハンカチ ロケ地栗山町
栗山町大井分の陸橋と武田セリフ「ガソリン代損こいた」でUターンする場所。バス停は「旭台」。
場面に田んぼと苗が見える。設定は5月4日なのだが、栗山町の田植え時期から5月22日頃ロケされたようだ。
実際北海道でタンポポが5月4日に花咲くことは無理がある。
栗山町 栗山町
この続きは⇒北海道ロケ地の旅2012
幸福の黄色いハンカチ ロケ地栗山町

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/栗山町日出

栗山町大井分で停車する前に車内から見ている場面である。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地栗山町
道道3号線の栗山町日出(栗山町大井分⇒夕張)の峠越え寸前で撮影されたようだ。
現況の「ふたまた駐車公園」を少し先に行った所。道順的には前後逆に編集されている。(2013年4月30日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地栗山町
2013年10月写真は⇒北海道2013

⇒坂本九の記念館/9時⇒道東道・追分IC〜有珠山SA/11時(お昼)⇒長万部IC⇒国道5号線
⇒東大沼温泉・留の湯/14時〜14時30分⇒函館港(夕食)/16時
⇒(ブルードルフィン乗船/17時)函館港発/17時30分〜青森港着/21時10分
⇒東北道・青森IC〜碇ヶ関IC⇒国道7号線⇒日本海東北道・二ツ井白神IC〜能代南IC
⇒国道7号線⇒道の駅・琴丘/24時(車中泊仮眠)
2011.10.12(水)
道の駅・琴丘/3時30分出発⇒国道7号線⇒日本海東北道・岩城IC〜にかほIC⇒国道7号線
⇒山形道・酒田IC〜鶴岡IC⇒国道7号線⇒日本海東北道・朝日まほろばIC〜北陸道・巻潟東IC⇒新潟自宅着/8時
映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/推測その他編

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/釧路港

幸福の黄色いハンカチ/ロケ地釧路港
(写真は2015年9月28日撮影)当時のまりもが就航した埠頭。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/釧路湿原

幸福の黄色いハンカチ 釧路湿原 幸福の黄色いハンカチ 釧路湿原
釧路から鶴居に向かう道道53号線の釧路市北斗にある湿原展望台前の登坂車線手前。
<情報提供:山根土建(株)
リンク

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/鶴居村

『北の宿から』の替え歌 ♪あなた変りはないですか 体シンシン冷えてます
着てはもらえぬジャンパーを 釧路みなとで買いました♪ を歌う花田欽也。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地鶴居 幸福の黄色いハンカチ ロケ地鶴居
陽差しからファミリアが南方位に走行していると思われる。
道道53号線の鶴居村役場から2km程南の鶴居村雪裡原野北11線東〜北9線東で撮影されたようだ。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地鶴居
昭和52年秋の航空写真と映画撮影時の5月で微妙の違いはあるが
畑の畝(うね)の方向と区画の大きさ、山の麓にある小屋や並木も一致。(2013年2月14日掲載)
2013年10月写真は⇒北海道2013
台本にはカーラジオから森田公一とトップギャランの『青春時代』が流れる設定になっていた。アドリブと思われる。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/鶴居村

渥美清の字幕場面は、進行方向に陽が差している。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地鶴居 幸福の黄色いハンカチ ロケ地鶴居
ストリートビューで山の稜線が一致。(2014年12月7日掲載)(写真は2015年10月1日撮影)
道道53号線の鶴居村役場から3km程北の鶴居村雪裡原野北20線東〜北21線東付近のようだ。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地鶴居

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/標茶町

ファミリアが軽快に走る場面になると北海道気分だ。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶 幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶
左前方には雄阿寒岳か藻琴山方面らしき、右前方には斜里岳方面らしき山並が見える。
標茶町久著呂原野の国道274号線(鶴居国道)と道道53号線重複区間から撮影されたようだ。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶
1カット目と2カット目は連続して撮影され、編集時に前後反対に編集されているようだ。
ここが、この区間で最高峰なので、山並が一望できるのはこの辺だと思う。
ちなみに国道391号線の標茶あたりからこの景色は見えない。当時国道274号線(鶴居国道)はない。
釧路から弟子屈までは、道道53号線の名称だった。(2014年12月6日位置図修正)
現況は道路改良工事が施され、切土構造の道路となっている。この旧道は残っていない。
2013年10月写真は⇒北海道2013

国道391号線は1982年に国道に昇格した道路で、釧路⇒弟子屈区間1977年当時は道道16号線だった。
道道53号線は全線で舗装が完了していたが、道道16号線には未舗装区間があった。
このため、撮影ルートには道道53号線が使われたのだろう。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/標茶町

高倉健(島勇作)の字幕が出る場面は、右から夕陽が差していてファミリアが南方位に走行している。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶 幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶
道道53号線の標茶町上オソツベツ原野10線東〜9線東で撮影されたようだ。(2013年3月2日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶
2013年10月写真は⇒北海道2013

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/標茶町

予告編で流れる「旅に出た若者たちが」の字幕場面である。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶
左から夕陽が差していて、やや左カーブの道路で、ファミリアが北方位に走行している。
道道53号線の標茶町上オソツベツ原野7線で撮影されたようだ。(2013年6月8日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地標茶
昭和52年秋の航空写真と映画撮影時の5月で微妙の違いはあるが
建物とビニールハウスと青い屋根の建物などの位置関係が良く似ている。
2013年10月写真は⇒北海道2013

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/弟子屈町

美幌峠を後にした三人が、阿寒湖温泉に向かう時の夕暮れ場面は
国道243号線(パイロット国道)の弟子屈町美留和原野48線西。(2015年6月25日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地弟子屈 幸福の黄色いハンカチ ロケ地弟子屈
交差点の右が川湯温泉方向で、山の稜線が一致。津別峠方向を撮影している。
道路案内標識が今も同じところにある。阿寒湖温泉まで45km。(写真は2015年10月1日撮影)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地弟子屈
当初、野上峠と推測したが、2013年10月6日現地検証の結果、山の稜線が全く違った。
国道391号線は1982年に国道に昇格した道路で、弟子屈⇒網走区間1977年当時は道道14号線だった。
映像には国道標識が見えるので野上峠ルートはない。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/
小清水原生花園

2013年10月写真は⇒北海道2013

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/藻琴湖

小清水原生花園を後にした二人は、ピンクレディとキャンディ−ズの話をしながら
桃井かおりセリフ「どこか休むとこ、ないかな」とおしっこをする場面。
ロケ当時はまだ発売されていないピンクレディの「渚のシンドバッド」が流れる。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地藻琴湖 幸福の黄色いハンカチ ロケ地藻琴湖
右場面を良く見ると右から陽がさしていて遠方に山並(赤線を入れてみた)が見える。
達古武沼と思い2012年10月9日現地検証結果、達古武沼には遠方の山並がなく再検証したら藻琴湖と判明。
昭和52年航空写真で達古武沼で一致する場所はない。(2012年11月8日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地藻琴湖
映画パンフレット「幸福のロケ日記」に藻琴湖と明記されている。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/網走

網走駅から疾走する場面は、南中央通の網走駅前⇒新町2丁目方面。
バス停がある所が、現在の網走信金駅前支店前。バス停には「水族館行」と書いてある。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地網走 幸福の黄色いハンカチ ロケ地網走
桃井セリフ「部屋空いてんのに泊めてくれないんだもんね」は、北中央通の網走支庁前付近。
武田セリフ「今晩俺と泊んない?」の場面は、北中央通の網走支庁前手前付近。2回は走行している。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地網走 幸福の黄色いハンカチ ロケ地網走
高倉セリフ「温泉か、いいなぁ」「本当にいいんですか?」
武田セリフ「一人でも三人でも一緒ですから」の場面は、北中央通の北6条西4付近の網走駅へ向かう所。
2回は走行している。
モヨロ海岸後に網走川を渡ったはずが、網走駅へ向かう時にはまだ網走川の手前にいるなんて。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地網走
ロケに使用された食堂「駅前ラーメン」は、昭和52年10月航空写真では既に解体されている。(2012年9月3日掲載)
現在はホテルルートインとホテル新橋の間の駐車場になっている。
網走駅前交差点の北中央通より順に、かに直売所・トヨタレンタ・たばこ屋・駅前ラーメン・ホテル新橋。
島勇作がハガキを書いた郵便局は網走駅前郵便局。かに直売所の北中央通対面にあった。
ロケに使用された網走駅前郵便局は現況の場所ではなく現存していない。現況は網走駅前東横イン。
『トラック野郎望郷一番星』(1976年)に網走駅前郵便局の映像がある。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地網走
2013年10月写真は⇒北海道2013

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/札幌

幸福の黄色いハンカチ ロケ地札幌
勇作と光枝がデートで食事をした場所は、札幌市中央区南1条西4-7。(昭和52年3月ロケ)
札幌市電と三越が見える場所で、隣の建物が奥まって建っている。
白い柱のような構造物の右側に三越の角部分が見える。(2012年8月14日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地札幌
<ロケ地周辺:昭和54年の札幌市電
リンク
七十七銀行の隣にあった2階のお店。白い柱のような構造物は七十七銀行看板支柱。
<当時の新聞記事>
昭和52年3月14日、夕張札幌ロケからクランクイン。札幌では雪が少なく
ビルの影に残っていた雪を集めて間に合わせた。

札幌市電の西四丁目は『駅ステーション』で高倉健(三上)の札幌アパート周辺でも登場。

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/長沼町

ラストシーンの欽也と朱美のラブシーンは、
国道337号線(道央国道)の長沼町東10線南(道の駅:マオイの丘公園の少し南)付近で撮影されたようだ。
幸福の黄色いハンカチ ロケ地長沼町
ダンプトラックが通過した直後の場面である。
左から陽が差していて、山の稜線は左が樽前山で右が恵庭岳、支笏湖方面を映している。
平野部の真ん中には送電線が走っていて、右に行くほど鉄塔の間隔が狭い。(撮影位置より遠くなる)
左が千歳市泉郷方面から右が恵庭市春日方面に通っている送電線と思われ
場面下部の直線的な構造物は用水路のようだ。(2013年3月17日掲載)
幸福の黄色いハンカチ ロケ地長沼町
昭和51年航空写真では、国道337号線はできたばかりで新しく見える。
ここは2015年高規格道路:道央圏連絡道路の南長沼ランプ近くで建設が始まり景色が変貌します。
2013年10月写真は⇒北海道2013

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/
マツダ深川店:東京江東区

花田欽也の設定アパートは、江東区北砂3丁目あさひ荘。
ファミリアを購入したところは関東マツダ深川店(江東区冬木21-25)のようだ。
江東区在住なら足立ナンバーなのに品川ナンバーではミスマッチだ。
幸福の黄色いハンカチロケ地/江東区
8月ロケで仕方ないが、4月納車だというのに半袖姿はないだろう!
新車初乗りシーン江東区ロケ地はこちらが詳しい。
微妙に気になるロケ地を求めて 幸福の黄色いハンカチ1
リンク
ラジオから流れている曲はトランザムの『スニーカーに履きかえて』

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/
内野ボクシングジム:東京江東区南砂

内野ボクシングジムは映画映像では2階で、1階が内野合板である。
内野合板で検索すれば住所は江東区南砂1丁目24-8
幸福の黄色いハンカチロケ地/江東区
花田欽也がシンコにふられた話をしている二人。
この二人とシゲルは当時内野ボクシングジムに通っていた人らしいです。素人さんにしては演技がうまい!

映画『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地/
工場:東京江東区塩浜

幸福の黄色いハンカチロケ地塩浜 幸福の黄色いハンカチロケ地塩浜
欽也が辞めた工場は、江東区塩浜2−14のあたり?職人まで半袖だ。(2012年11月1日掲載)
幸福の黄色いハンカチロケ地塩浜
撮影位置付近から東に向かって撮影されているようだ。工場の位置は、越中島貨物線(架線あり)脇かな?
工場の社長は俳優の里木佐甫良さん。『君よ憤怒の河を渡れ』で能登の写真屋主人で健さんと共演している。
Wikiには医者と書かれてあるが、医者はホンモノの水原医院の先生です。
映画『幸福の黄色いハンカチ』台本(高羽哲夫カメラマン遺品より)
高羽哲夫記念館=湯川たから館(福島県湯川村大字勝常字堂後830番地)に
高羽さんが使用された遺品が展示されています。
『幸福の黄色いハンカチ』の台本のコピー版が1冊あり、読むことができます。
(2018年10月リニューアルオープン、入館無料 開館時間:9時〜16時 休館日:火曜日)
以前の、末廣酒造さんから湯川たから館に移転いたしました。
高羽哲夫の軌跡湯川たから館 幸福の黄色いハンカチ台本
台本の右下に「高羽」とサインしてある。
高羽哲夫カメラマン遺品の台本:登場人物は
高倉健、倍賞千恵子、武田鉄矢、桃井かおり、渥美清が印刷。他が手書き(2015年3月9日掲載)

登場人物(台本高羽哲夫カメラマン遺品より)

島勇作・・高倉健
島光枝・・倍賞千恵子
花田欽也・・武田鉄矢
小川朱美・・桃井かおり


網走刑務所係員・・津吹正 【ノンクレジット】
 同 看守数名・・早川 【ノンクレジット 人物特定できず】
夕張の病院医者・・水原医院 【ホンモノ水原先生】
 同 看護婦・・水原医院

チンピラ・・赤塚真人
チンピラ・・川原 【河原裕昌(現:河原さぶ)さんのこと】
フォークグループ・・統一劇場花かご
欽也の工場の社長・・里木三郎 【里木佐甫良さんのこと】
自動車販売会社の係員・・ホンモノ川崎 【マツダ深川店】
朱美の同僚・・  【空欄だった 川井みどりさんのこと】

釧路の洋品屋のおかみ・・ホンモノ 【さとう洋品店】
網走駅前のアンノン族・・ホンモノ
網走駅前食堂のおかみ・・ホンモノ 【駅前ラーメン】
旅館の女中・・谷よしの
薬局の親父・・玉生久宗 【山田組スタッフ進行担当】
農夫・・小野泰次郎
その妻・・    【空欄だった】
老夫・・桜井家のおじいちゃん 【桜井牧場】

帯広のヤクザ風・・たこ八 【たこ八郎さんのこと】
富良野署渡辺課長・・渥美清
ある町の旅館の親父
・・太宰久雄
富良野署の警官A・・笠井一彦
 同B・・梅津栄
ラーメン屋の女の子・・岡本茉莉 【岡本茉利さんのこと】

三崎千恵子、山本幸栄、長谷川英敏、羽生昭彦、川井みどりの名前が台本に書かれていなかった。
台本の中に富良野署の箇所が手書きで新得署と書かれている。
■風呂場(手書きで「湯河原水の口苑」)■××薬局(手書きで「薬局夕張で」)と記されていた。
照合の結果、薬局は夕張市本町2−14にあった長谷薬局。
■夕張郊外の商店:陸別で勇作がスーパーマーケットを見ていた時、回想シーンで光枝が
「お帰り、今夜何にしようかと思ってたの。何が食べたい?」と勇作に話ていた商店は、
(手書きで「若菜平和マーケット」)と記されていた。

登場人物(台本以外)

新得の住民・・三崎千恵子
新得署交通係長・・山本幸栄
新得署警官C(木村)・・長谷川英敏
新得署警官D・・羽生昭彦【本籍は富良野市山部と言っている警官】

長谷川英敏、羽生昭彦は『男はつらいよ』朝日印刷従業員(準レギュラー)で登場している。

登場人物(その他ノンクレジット)

陸別町のトラクター・・桜井一郎さん【桜井牧場】
陸別町のオートバイ・・桜井貞男さん【桜井牧場】
陸別町のスーパーマーケット・・フードセンターやまたじさん
栗山町の苗を運ぶ農家・・徳田農園さん
島勇作の夕張同僚ブルーバード・・高橋伸一郎さん【吉野家ご主人】
当サイトに掲載した「幸福の黄色いハンカチ」ロケ地は映画場面と当時の航空写真を照合して探査しました。
ロケ地照合探査のため、場面解説に映像(幸福の黄色いハンカチと明記)を使用し、
国土交通省空中写真(国土交通省航空写真と明記)を利用しました。
映像の著作権は、映画(製作・配給)会社に帰属しています。
また参考にしたサイトや情報提供者等はリンク表示にてご紹介しています。調査詳細は省略しました。
ロケ及びセット撮影日程表は道の駅陸別に掲載してある当時の新聞記事です。

大半のロケ地が未発表であり
「大船撮影所の記録」(松竹)と記載した資料はこの名前ではなく、松竹監修の5書籍まとめての略称です。
ちなみにロケ地はこう書かれている。
「国鉄の蒲田・川崎間」「マツダの江東営業所」「内野ジム」「網走郵便局」「駅前ラーメン」
「砂川のドライブイン」「鈴木旅館」「阿寒のホテル」「足寄の農園」

2013年1月8日発売DVDマガジン『幸福の黄色いハンカチ』ロケ地は、当サイトの2011年編と2012年編を参考にされたようです。
(事前連絡がなかったので講談社に2013年2月5日確認済。一般には参考と言いますが、事前連絡なしではパクリ=盗用です)
ロケ地の数か所(ルートも含め)に間違いが掲載されたようです。(2012年10月末編集と推察)
社会的影響(間違ったロケ地巡りツアーや個人旅行)を考慮してこの場で間違いと不明点を指摘しておきます。
(各ロケ地には掲載年月日を記載⇒2012年11月以後掲載はDVDマガジンにない)
オリジナルとして相応しくない誤情報だらけで驚いた。島勇作セリフ「あきれたね」が相当する。

【登場人物名】映画字幕では小川朱美と渡辺係長であるのに、小川朱実と渡辺課長となっているのは間違いである。

【釧路⇒弟子屈ルート】映画では道道53号線で撮影されている。国道391号線(当時道道16号線)ルートは間違いである。
撮影は5月9日に阿寒湖から釧路まで戻り道道53号線でタイトルバックの風景などが撮影された。
5月2日は雪になり大幅な撮影変更を余儀なくされている。網走では5月3日積雪30センチとなり
3日(網走郵便局)と4日(駅前ラーメン)は建屋内での撮影しかできなく陸別へ移動した。
映像の網走郵便局の場面で、かに直売看板左側の屋根には雪が映っている。

【達古武沼】場面より推測し2012年10月に現地検証した結果と航空写真より藻琴湖である。達古武沼はロケ地ではない。
映画パンフレット「幸福のロケ日記」に藻琴湖と明記されている。
高羽カメラマンの台本には「藻琴湖畔」と手書きがあった。

【網走駅前郵便局】当時の建物は現存してなく現況は網走駅前東横イン。

【網走駅前バス停】バス停は南中央通の網走駅前。北中央通のバス停ではない。
バス停表示は水族館前ではなく水族館行である。

【新得警察署むかいの店】末広屋商店は食堂ではなく、食料品日用品を販売していたお店。
劇中のニラレバ炒めとライスのオカモチは中華ラーメン北海軒(架空)である。

【かもい岳スキー場入口付近】スキー場看板は赤平山スキー場の看板で場所違い。
(ストリートビューで山の稜線が確認でき、航空写真で背景の家の向きが映像と同じ)

【阿寒⇒陸別ルート】カネラン峠はファミリアの通過ルートではありません。
現在の道道143号線は1977年当時は、足寄町上足寄から陸別町陸別まで全線(20km程)未舗装(ダート道)で
季節的に雪解けでもあり、5月2日と3日に降雪があり通過したとは考えにくく、5月5日には陸別ロケが行われている。
ロケ隊は2度に渡り網走⇒陸別ルートをたどっている。1度目撮影ルートは網走⇒陸別⇒足寄町大誉地⇒足寄町茂足寄⇒阿寒湖で
2度目撮影ルートは網走⇒美幌峠⇒陸別⇒士幌⇒音更⇒帯広である。国道242号線と国道241号線を経由している。
朱美が車内で見ている地図にも書かれていない道など、東京ロケ隊が通るはずはない。ましてや季節限定道路で通行止め。
また、現在の道道51号線は当時津別町木樋付近から陸別町作集付近までの20キロ程未舗装で通るはずはない。
強いて映画のように走るとすれば、阿寒から足寄経由でわざわざ陸別へ行っていることになる。
ロケ隊は夕張の「道程」によれば北見⇒留辺蘂⇒陸別である。

【なごり雪上士幌】映画パンフレット「幸福のロケ日記」では士幌から帯広となっている。
高羽カメラマンの台本には「士幌付近」と手書きがあった。

【砂川豊沼歩道橋】歩道橋から撮影されたと思うが、豊沼でクレーン車で撮影していたという目撃情報がある。

【夕張市本町2の建物】2013年1月解体された。

【撮影順】極め付けの間違いは、「1ヶ月のロケ後に風景カットなどの撮り残しを逆走する形でB班が撮影した」という文章。
ロケ撮影は高羽哲夫カメラマンです。ロケ通過時に風景も同時撮影されている。
季節感を出すために雪と桜とタンポポがキーポイント。
夕張まで撮影が終わってから風景だけを撮影したら、道路脇の雪や桜はみんな無くなってしまうだろう。

【近海郵船フェリー】1977年当時は東京港発(23:55)⇒釧路港着(翌々日9:30)の下り所要時間33時間30分を要した。
下船には30分程度のロスが生じるので、釧路上陸は10時頃と推測される。釧路の町に寄って網走にお昼頃到着は無理な話。
陸上から撮影された入港シーンが「まりも」で、船上からの撮影は「さろま」の可能性があるが・・・

ここで謎解き。5月1日にキャラバン隊が釧路に集合して撮影開始と「幸福のロケ日記」にある。
5月1日に「まりも」で釧路港に到着していたなら、陸上から「まりも」入港シーンが撮影できないはず。
ところが5月9日に「阿寒湖から釧路まで戻った」と明記がある。
「まりも」の時刻表を推測すると、5月1日朝釧路港、夜出港。5月3日朝東京港、夜出港。
5月5日朝釧路港、夜出港。5月7日朝東京港、夜出港。5月9日朝釧路港にいる。
釧路港での陸上から撮影された入港シーンが5月9日撮影と推測できる。

【ロケキャラバン隊】マツダファミリア2台、ロケバス1台、小道具照明機材のトラック2台、カメラ専用のワゴン車1台、
俳優用の乗用車2台の計8台の車でキャラバン隊が編成され、山田組スタッフ25名と俳優らが釧路からスタート。「幸福のロケ日記より」

最後に、ロケ地と当時の道路事情を考慮し、ストーリー上のルートは右のように推測されると思う。
幸福の黄色いハンカチ予想撮影ルート 幸福の黄色いハンカチルート
ストーリー上のルートは阿寒横断道路を2回通ったことになり、足寄経由で陸別へ。
夕張で島勇作と別れ、ファミリアの最終地点は長沼。
高羽哲夫記念館にロケ時にスタッフ一同で摩周湖展望台で撮影された写真がある。
5月2日移動時に撮影されたように思える。

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ロケ地訪問は北海道ロケ地訪問2012へ続きます。そして探査調査現地検証北海道ロケ地訪問2013へ続きます。
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