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映画『新幹線大爆破』ロケ地
佐藤純彌監督映画『新幹線大爆破』(高倉健主演1975年=昭和50年)のロケ地探査。
ロケ地をあらゆるサイトを参考にし、映画場面と当時の航空写真を照合して探査してみました。
キャストは<
新幹線大爆破wikipedia
>を参考にしました。俳優の敬称略。
この映画はフィクションであり、突っ込みどころ満載ですが、ロケ地のみに留めます。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/
秩父鉄道 広瀬川原車両基地
冒頭♪ルルル〜「北海道夕張」字幕場面。古賀勝(山本圭)が煙草をふかして爆弾をしかけた貨物列車は、
秩父鉄道:埼玉県熊谷市大麻生の広瀬川原車両基地。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/夕張市真谷地
SL5790列車から「ここで飛び降りろ」と叫んでいる場面は、夕張市真谷地の真谷地炭鉱専用鉄道。
SLに駅員らしい人の背中が見え、タブレットを渡した場所も、夕張市真谷地の真谷地炭鉱専用鉄道。
ここはプラットホームがないので駅ではなくて、線路と道路の間が少し高くなっていると思われます。
ただ、駅員らしい人の顔が見える場面で、タブレットを掲げて待っている場所はここではありません。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/夕張市沼ノ沢
駅員らしい人の顔が見える場面で、タブレットを掲げて待っている場所は、沼ノ沢駅と思います。
撮影方向は陰から推測すると南方位に撮影されているように見えます。
左側には貨物車両、右側には建物の屋根(折板でできている)が見え、背景の建物が数棟ある。
沼ノ沢駅の屋根がこの形状で、方位と位置関係が一致します。
左側の貨物車両が、真谷地炭鉱専用鉄道ということになり、ワンカットだけここで撮影されたようです。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/夕張市常盤
SL5790列車が1回目の爆発する場所は、夕張市常盤の夕張鉄道線。若菜交差点の少し南と思う。
背景の住宅と電柱の位置関係、線路が左カーブでSLが進行していると思われます。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/夕張市若菜
SL5790列車が2回目の爆発する場所は、夕張市若菜の禅峯寺を過ぎた南側。
小高い丘は夕張市日吉になり、坂が見え、坂の下には青い屋根の建物が見える。
禅峯寺と若菜郵便局の真ん中くらいの位置である。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/
早稲田大学理工学部
「東京」の字幕ロケ地は、早稲田大学理工学部図書館棟(新宿区大久保3丁目)。
新宿副都心は、当時の中央が安田火災海上本社ビル(建設中)と京王ブラザホテル。
左側がKDDIビル。右側が住友ビルと三井ビル。
手前に新宿スカイプラザ(新宿区大久保2丁目)が見える。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/板橋区新河岸
計器担当の堤刑事(田中浩)がSL爆破に使用された速度計製造元:太陽工業の情報を報告した場所は、
板橋区新河岸1丁目の高砂鐵工本社脇の堤防。
新河岸2の東京ガス板橋整圧所のガスタンクや新河岸川をはさんで高島平9の板橋清掃工場の煙突が見える。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/都営地下鉄三田線
古賀が刑事に見つかり逃走し足を襲撃された場所が、都営地下鉄三田線の志村車両基地と西台駅。
西台駅を出た東側で刑事に発見され、高島平9丁目(現:セブンイレブン前=都道447号)で古賀が刑事に気づく。
古賀が歩いた方向は志村2丁目でもなく志村3丁目でもない。
古賀が志村車両基地を高島平2丁目団地方向に逃走。ちょうど高架の都営三田線に電車がきて
同じタイミングで回送車両が通過する。長田刑事(浜田晃)の拳銃で古賀(山本圭)の足に当たる。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/豊島区東池袋
都電が見える古賀の昔の住所を訪ねる長田刑事(浜田晃)の場面、豊島区東池袋5-10-6あかね荘は、
豊島区東池袋5-18-6細木荘。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/豊島区西池袋
スナックファミリーを訪ねる長田刑事(浜田晃)の場面、豊島区西池袋4-12スナックファミリーは、
豊島区西池袋1-44-1、現在の西京信用金庫池袋支店の場所。
線路越しに社交場トキワ(現:ハイパーレーン池袋)が見え、電車は東武東上線・赤羽線・山手線が走る場所。
黄色い電車は赤羽線か東武東上線の車両らしい。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/港区海岸
千田刑事(青木義朗)がヘリコプターで現金トランクを運ぶのにヘリに乗り込んだロケ地は、
港区海岸3丁目5-13にあったビルの屋上。首都高速羽田線と海岸通りに接するビル。
現在のNECDEKビルの位置にあった当時のビル(名称不明)。
背景には、港区港南5丁目の三菱セメント(現:宇部三菱セメント品川ステーション)と
(現:豊栄企業と東京港運)上屋が見える。
左が千田刑事(青木義朗)がヘリに乗り込んだビルの拡大航空写真。屋上の黄色い線が見える。
◆
確か石原裕次郎主演『富士山頂』(1970年放映)で渡哲也演じるヘリコプター操縦士が
ヘリロケに使われたヘリポートもここだったように見える。両方とも協力は朝日ヘリコプター。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/寄居駅
千田刑事(青木義朗)が長瀞の野上駅の手荷物預り所でトランシーバーを受取ったのは寄居駅。
秩父鉄道で架線の上の渡り通路があるのは寄居駅。
たばこ屋側に樹木があるのも確認できる。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/長瀞ライン下り
千田刑事(青木義朗)が長瀞ライン下りの船に乗った場所は、
皆野町皆野の国道140号線:親鼻橋の下。現在の長瀞ライン下り乗り場の橋の西側。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/青梅市藤橋
大城浩(織田あきら)が長瀞の荒川からオートバイで逃走。逃走中に前からパトカーがきて脇道に逸れる場面。
浩のオートバイがパトカーと接触する場面で、前からきたパトカーに追われるロケ地は、
青梅市藤橋の岩蔵街道の笹仁田峠から下り、青梅市藤橋1丁目交差点を斜め右に入った所。
沖田が車で止まって見た場所で、岩蔵街道沿いのブロック積もある。現況ではこの斜めの道はない。
浩がパトカーと接触した反動で、〇印のところの電柱に激突した。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/青梅市谷野
大城浩(織田あきら)がオートバイで逃走中、後ろよりパトカーに接近され、
左側の道路から白いケンメリスカイラインに追われた場所は青梅市谷野の真浄寺前。真浄寺の墓地が見える。
真浄寺より上がった山の道路で山中の追走シーンが撮影されたようだ。
この山中の青梅市小曾木にある立正佼成会青梅道場敷地内は、
仮面ライダーのショッカーのアジトで撮影されたロケ地だそうだ。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/
レストランポポロ:羽村市栄町
レストランポポロ前で沖田哲男(高倉健)がオートバイの大城浩(織田あきら)を見た場面。
羽村市栄町(当時、羽村町栄)1−2に実在したレストランポポロ。
昭和49年と54年航空写真で比較すると、歩道にある樹木が確認できる。
周囲の建物が昭和49年とほぼ同じ。樹木等は昭和54年とほぼ同じようだ。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/首都高速
沖田哲男(高倉健)が首都高速にトラックを置いた場所は、5号池袋線の飯田橋カーブ非常駐車帯。
映画設定では谷町エリアになっている。
HONDA CB450 SENIOR 1971年型に乗り環状線外回り神田橋ICを出て、環状線内回り神田橋ICから入っている。
沖田セリフ「10分以内に神田橋インターに来なければ取引は中止する」
映画『新幹線大爆破』ロケ地/品川区八潮
沖田哲男(高倉健)が首都高速の非常駐車帯のトラックに置かれた現金トランクをオートバイで運び、
オートバイから降りて縄梯子で降りたロケ地は、品川区八潮1丁目の都道316号の立体交差点。
沖田がオートバイを停める時、京浜運河対岸のモノレールが通過中。赤い橋は水道管。
首都高速羽田線を通る車が見える。
オートバイ中心の検問が行われたのもこの付近と思います。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/板橋区東坂下
沖田哲男(高倉健)がその後、現金をトランクからバッグに入れ替え、トランクとヘルメット等を捨てたロケ地は、
板橋区東坂下1丁目2で、新河岸川(しんがしがわ)に接し、東京コカコーラボトリング板橋営業所が見える。
古賀が自爆した後、沖田が再びここへ来て、古賀勝と大城浩の偽造パスポートを燃やす。
当時、新河岸大橋はできていない。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/練馬区谷原
沖田哲男(高倉健)が公衆電話から古賀(山本圭)に「うまくいったぞ」と連絡したロケ地は、
練馬区谷原1丁目の目白通り。「どうしたんだ、何かあったのか?」の背景には
練馬区谷原1丁目の東京ガス練馬整圧所のガスタンク4基と高松3丁目の高松ゴルフセンターが見える。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/練馬区谷原
沖田がオートバイで逃走中にパトカーに4人の警察官が同乗して走行した場所は、
練馬区谷原小学校前の目白通りを関越自動車道方面に走行している。(車の陰が左にあるので西方位に走行)
谷原小学校前交差点の陸橋南側の東京トヨペット練馬店と遠くに東京ガス練馬整圧所のガスタンクが見える。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/練馬区三原台
沖田哲男(高倉健)が回想シーンを思い出しながら車を運転している時に、パトカーが追い越す場面がある。
関越自動車道練馬ICの高架下を西方向(大泉方面)へ走っている。
練馬区三原台の関越自動車道練馬IC(三軒寺交差点)〜比丘尼交差点の間。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/平塚市大神
タイトルバックの「新幹線大爆破」字幕空撮は新横浜〜小田原間平塚市大神上空。新幹線は上り線。
高倉健の字幕地点も平塚市大神で上り線。
千葉治郎の字幕地点は平塚市横内上空の下り線。黒部進の字幕場面は海老名市本郷上空の下り線。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/三島市川原ヶ谷
乗客「三島通過が15分も遅れているんだよ」の直前の新幹線がトンネルから出てくる場面は、
静岡県三島市谷田トンネル。撮影ポイントは三島市川原ヶ谷で三島駅手前。
このあたりから乗客が不審を感じ始める。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/酒匂川橋梁
青木運転士(千葉真一)がひかり109号の列車始末を超特急から回送に変更した場面(合成映像)で、
青木「列車始末の変更完了」 倉持「速度は?」 青木「90」 倉持「あと1分たったら120に上げるんだ」の場面
新幹線車内からみた背景は神奈川県小田原市の酒匂川橋梁。小田原市寿町5のカネボウの建物が見える。
恐らく設定は静岡県浜松市の天竜川橋梁だと思う。橋梁の実車映像は天竜川橋梁か?
この後、浜松駅での分岐点通過と続く。
また、新幹線の台車を下から撮影した場所も東海道本線の橋梁と平行にあるので酒匂川橋梁のようです。
なお山陽新幹線の岩国錦川橋梁はコンクリート構造のため下からの撮影は不可能。この映画はフィクションです。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/相模川橋梁
車掌(福田豊土)案内「まもなく名古屋ですが・・」の直前に新幹線が橋梁を通過する空撮場面は、
神奈川県寒川町と平塚市境界の相模川橋梁。
川原にある平塚市大神グラウンド(現:松蔭大学湘南キャンパスグラウンド)が見える。
映画『新幹線大爆破』ロケ地/福山市
倉持(宇津井健)「もう一度撮影をやる。岩国錦川橋梁・・」
青木運転士(千葉真一)「倉持さん、気楽でいいですね」
倉持「つまらぬ感状に動かされるんじゃない」の次の場面で
新幹線が駅を通過するお城の見える場面は、山陽新幹線福山駅と福山城。
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