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映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地福島
山田洋次監督映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』36作目(1985年=昭和60年)のロケ地
ロケ地説明のため映像には映画タイトルを入れています。俳優の敬称略。ロケ当時の町村名です。
<参考:
男はつらいよ覚え書きノート 柴又より愛をこめて
>
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』の冒頭は、山田組スタッフの高羽哲夫カメラマンの故郷
福島県会津地方でロケされた。
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
会津高田町:只見線会津高田駅
夢から目覚めた寅さん。女子学生(松居直美)からトイレの場所を聞いてトイレへ急ぐ。
(訪問日2015年10月20日撮影、同日掲載)女子学生(松居直美)「あそこ、あそこ」
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
会津高田町沼尻
タイトルバックの只見線列車走行場面、会津高田町沼尻。
(訪問日2015年10月20日撮影、同日掲載)当時の通信線は埋設方式となり電柱は無くなった。
かすみがかかり北方向の飯豊(いいで)連峰見えず。
(再訪日2018年10月22日撮影)飯豊連峰を映すため再訪。
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
柳津町居平〜三島町滝谷:滝谷川鉄橋
只見線の鉄橋走行場面、滝谷川鉄橋。
只見線の滝谷駅の近く。
(訪問日2015年10月20日撮影、同日掲載)鉄橋の塗装色が変わった。
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
柳津町飯谷堂平甲
(上野老沢=かみところざわ)
寅さんが民家から出てくる場面。
国道252号線沿いの只見川の対岸。県道343号線沿いの柳津発電所の近く。(2015年10月21日掲載)
只見川の飯谷大橋を渡り(または柳津発電所のダムの道を渡り)、「かみところざわ」という地区名です。
左の納屋のコカコーラの看板が今も貼られている。
(訪問日2018年10月22日取材撮影)
ここのロケ場所の当時白井商店さんにお話しを伺うことができた。
白井さんのお母さんによれば、ロケの話はロケ前日の夕方、柳津町役場のほうから連絡があったそうです。
ロケ当日の白井さんは、自宅で味噌を仕込む予定にしていたのができなくなり、
家の裏に干してあった柿を玄関にぶらさげたりと忙しかったそうです。
石垣の坂道が山田監督に気に入られたらしく、
設定としては、この白井商店さんを渡し舟の船着き場に見立てて坂を下って
只見川を渡し舟に乗るというシーンで撮りたいと計画されたそうですが、
寅さんが乗る舟とカメラマンが乗る舟の2隻が用意できずに断念されたそうです。
◆
撮影日の朝7時30分過ぎにロケ隊が見えて、カメラ準備の間、
寅さんは家の中で白井家のおばあさん(義母)と話されていたそうです。このロケを見ようと
柳津町の人たちが周囲をふさぐほど多く集まり、白井家の大おばあさん(明治生まれの義祖母)も
外に出られたそうです。いざ撮影開始になり山田監督は、大おばあさん(義祖母)がカメラに入らないように
何度も「邪魔だからそこをどいて」と叫んだそうですが、白井家の大おばあさん(義祖母)は耳が遠く微動だにせず
仕方なく映像に入れてしまえということで、寅さんと一緒に映ってしまったというエピソードでした。
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
新鶴村(会津美里町)堂ノ後:弘安寺
新鶴村(会津美里町)堂ノ後の弘安寺(中田観世音)前。
(訪問日2018年10月22日撮影)
中田観世音の山門と本堂。
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
柳津町柳津
(訪問日2015年10月20日撮影、同日掲載)
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
柳津町柳津寺家町甲:会津桐下駄小川屋
寅さんが会津桐下駄小川屋さんで下駄を買い求めてさくら夫婦に送ろうとしたが
値段をきいてあきらめるシーン。
(訪問日2015年10月20日撮影、同日掲載)会津桐下駄小川屋さんと店内から。
会津桐下駄小川屋さんの女将さん(小川サイ子さん)によれば、撮影は昭和60年11月始めだったそうです。
発送伝票を書いていた女性は、当時小川屋さんの店員として働いておられた方で
鈴木トシイさん(現在90歳くらいで健在=柳津町在住=当時60歳くらい)だそうです。
店内にロケ当時の写真が2枚パネルに入れられ展示されていましたが・・
◆
(再訪日2018年10月22日取材撮影)
小川屋さんが閉店。ご近所のかたにお伺いしたところ、今年で商売を辞められ
店を閉じてしまわれました。新しい住宅になりました。これも時代の流れでしょうか・・
映画『男はつらいよ柴又より愛をこめて』ロケ地/
柳津町柳津:円蔵寺
(訪問日2015年10月20日撮影、同日掲載)
番外編:湯川たから館(高羽哲夫カメラマン記念館)
高羽哲夫記念館=湯川たから館(福島県湯川村大字勝常字堂後830番地)に
高羽さんが使用された遺品が展示されています。
(2018年10月リニューアルオープン、入館無料 開館時間:9時〜16時 休館日:火曜日)
以前の、末廣酒造さんから湯川たから館に移転いたしました。
(写真2018年10月22日撮影)
高羽哲夫カメラマンが使用された全作品の台本が書籍棚に厳重に保管されています。
高羽哲夫語録の名言【よいロケ地にはヘソがある】
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