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映画『海峡』ロケ地探訪

森谷司郎監督、高倉健主演映画『海峡』(1982年=昭和57年)のロケ地。
ロケ地説明のため映像には映画タイトルを入れています。俳優の敬称略。

映画『海峡』ロケ地/北斗市:函館湾の七重浜

高倉健主演映画『海峡』(昭和57年)は函館湾の七重浜(旧:上磯町、現:北斗市)から始まる。
津軽海峡の青函トンネル完成までの壮大なる映画である。
出演者は吉永小百合(牧村多恵)・森繁久彌・笠智衆・大滝秀治・小林稔侍・三浦友和・大谷直子など。
音楽は南こうせつ「友ありて」と「多恵」。最初にできたのは「多恵」のテーマと南こうせつは語る。

昭和29年青函連絡船洞爺丸が台風に遭遇し、転覆沈没し多くの犠牲者を出した。
調査工事に先がけて、高倉健(阿久津剛)が七重浜で献花する場面である。
「海峡」で高倉健さんが函館でロケされたシーンはないと思う。
海峡ロケ地/北斗市七重浜 海峡ロケ地/北斗市七重浜
(訪問日2019年10月6日撮影)左が七重浜から函館山、右が七重浜から木古内方向。
海峡ロケ地/北斗市七重浜 海峡ロケ地/北斗市七重浜
(訪問日2019年10月6日撮影)左が七重浜から西方向、右が七重浜の慰霊碑。三浦友和(成瀬仙太)がケンカした場所。

映画『海峡』ロケ地/青森県竜飛崎

海峡ロケ地/青森県竜飛崎 海峡ロケ地/青森県竜飛崎
メインロケ地は竜飛崎。竜飛崎より北海道福島町方面を望む(訪問日2006年10月3日撮影)。

映画には登場していなかったが、左が海底調査に使用された“くろしお”
右が吉岡側の先進導坑掘削機のTBM(トンネルボーリングマシン)。
くろしお TBM
(訪問日2010年10月7日撮影)北海道福島町青函トンネル記念館にて。
映画に映っていた先進導坑掘削機のTBM(カッタービット部分)は、竜飛の青函トンネル記念館外にある。
実際に先進導坑が貫通したのは、映画公開のわずか3か月後の1983年1月の事だそうだ。

(2017年10月3日再訪撮影、5日掲載)
海峡/ロケ地竜飛崎 海峡/ロケ地竜飛崎
竜飛漁港と漁港前の通り。
海峡/ロケ地竜飛崎 海峡/ロケ地竜飛崎
「津軽海峡冬景色」石碑より北海道と竜飛漁港を展望。

斜坑線体験坑道で海面下140mへ。
海峡/ロケ地斜坑線 海峡/ロケ地斜坑線
青函トンネル記念館駅と斜坑。
海峡 海峡/ロケ地斜坑線
体験坑道駅は海面下140m。竜飛崎灯台の真下のあたりだそうです。
海峡/ロケ地斜坑線 海峡/ロケ地斜坑線
見学コースは斜坑(体験坑道駅)→連絡坑→作業坑→連絡坑→作業坑→連絡坑→斜坑(体験坑道駅)に戻る。
写真の位置は作業坑と連絡坑。

映画『海峡』ロケ地/青森県外ヶ浜町:三厩駅

吉永小百合(牧村多恵)が大谷直子(佳代子)と息子を迎えに行った駅。
海峡/ロケ地三厩駅
(訪問日2017年10月3日撮影)

映画『海峡』ロケ地/岡山県笠岡市:日光寺

高倉健(阿久津剛)と笠智衆(父)の実家として設定されたのが岡山県倉敷市。
海峡/ロケ地岡山県笠岡市:日光寺
ロケは瀬戸内海が見える岡山県笠岡市神島外浦にある高野山真言宗 月照山日光寺。
海峡/ロケ地岡山県笠岡市:日光寺 海峡/ロケ地岡山県笠岡市:日光寺
(訪問日2016年9月24日撮影)月照山日光寺庭園から見た瀬戸内海。
笠智衆「母さんが生きとったらのう、お前が鉄道に勤めてうちに落ち着いてくれたらどんなに喜んだか」
高倉健「こっちに落ち着くわけには。僕はどうしても津軽海峡にトンネル掘りたいんです」
笠智衆「わかっとる」と家のほうに歩き出す1カット。ここまでが日光寺でのロケ。
海峡/ロケ地岡山県笠岡市:日光寺 海峡/ロケ地岡山県笠岡市:日光寺
撮影方向は左写真の方向だと思います。右写真が月照山日光寺の山門。

映画『海峡』ロケ地/岡山県笠岡市:栂丸山

1カットだけ岡山県笠岡市:栂丸山(つかのまるやま)の山頂付近から撮影された場面がある。
海峡/ロケ地岡山県笠岡市:栂丸山
笠智衆(父)と大谷直子(佳代子)が阿久津家で会話する前の場面である。
山陽放送笠岡テレビラジオ中継局がある辺りと思われます。
手前より高島、白石島、北木島、真鍋島と続いている。

映画『海峡』ロケ地/神奈川県葉山町一色:鈴木邸

<参考:NPO法人葉山まちづくり協会
リンク
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
家の縁側にすわり、笠智衆(父)が話始める場面は、神奈川県葉山町一色の鈴木武様のご自宅。
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
(2016年10月26日取材・撮影)
笠智衆「わしも本当は若い時船乗りになって世界中を回るのが夢じゃった。
じゃけーど、一人息子じゃったばかりに、この家から飛び出すわけにはいかなんだ」
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
笠智衆「お前が仕事に打ち込んでる気持ちはよ〜わかる。
それにはちゃ〜んと身を固めてじっくりととっくまな〜いけん」

ロケ提供された鈴木様によれば、鈴木様は農業を営んでおられ、ロケ当時の昭和56年は
周囲は田んぼがある集落で鈴木様のご自宅・蔵は道路からよく見える位置にあったそうです。
映画『海峡』ロケ前にも、東宝映画(タイトル不明)のロケ地になった事があり、
スタッフが見に来られ、森谷司郎監督が岡山の家の造りと似ていると決められたとの事。
ご自宅は今年で築102年で、大正時代に建てられたそうです。

鈴木様所有の映画撮影時のアルバムです。撮影および掲載ご許可をいただきました。
これらの写真については許可なく無断転載転用禁止です。少しのゆがみがありますがご了承ください。
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
左写真が鈴木邸に向かう健さん。家の入口付近で周囲には田んぼがある。
右写真が森谷司郎監督(右)と高倉健さん。
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
リハーサル状況。左が笠智衆さん。右が高倉健さん。
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
ふたりで撮影されたシーン。右が笠智衆さんと森谷司郎監督。
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
玄関前でリハーサルかな?このシーンはロケされていればカットされたことになる。

スタッフ20名くらいと高倉健さん、笠智衆さん、大谷直子さんが3回ロケにこられたそうです。
本編では高倉健(阿久津剛)あてに手紙に同封されたスナップ写真の撮影。
笠智衆(父)と大谷直子(旧姓:篠田佳代子)が阿久津家玄関前で。
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
大谷直子語り「この前、お母様のご命日にお宅へ伺った時、お父様と撮った写真同封致します」
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
笠智衆さんが床に伏せってるシーンが縁側の奥の部屋で撮影されたそうです。
大谷直子「お父さん、今日はご気分いかがですか」
笠智衆「天気がいいからのう」
大谷直子「ほんと、今日は暖かくて」
笠智衆「おさむとあんたがおってくれるんで、わしゃほんとにうれしいんじゃが・・
やっぱりむこうに行って親子三人で暮らした方がのう・・」
大谷直子「お父さん、気になさらないでください。男が一つの事を成し遂げるその家族の宿命なんですわ」
笠智衆「宿命か・・じゃがのう・・やっぱりのう・・」
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
色紙にサインする高倉健さん。
海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸 海峡/ロケ地神奈川県葉山町一色:鈴木邸
左より笠智衆さん、高倉健さん、大谷直子さんのサイン色紙。昭和56年10月23日ロケだったことがわかる。

映画『海峡』ロケ地/横浜市中区新港

三浦友和(成瀬仙太)が昭和41年度第1期生日本鉄道建設公団の職員採用面接を受ける場面。
海峡/ロケ地横浜市中区新港 海峡/ロケ地横浜市中区新港
設定はたぶん函館市になっていると思う。面接後に三浦友和(成瀬仙太)が函館の金森倉庫前を歩いている。
港に停泊している船が青函連絡船ではない。当時の航空写真で照合してみると、
横浜市中区新港1にある横浜赤レンガ倉庫2号館が映っていた。
海峡/ロケ地横浜市中区新港
撮影された建物は、横浜第一港湾合同庁舎の建物ということになる。

最初のほうで高倉健(阿久津剛)が函館の大滝秀治(岡部)を訪ねる場面のロケ地も
横浜赤レンガ倉庫2号館脇の引き込み線。
海峡/ロケ地横浜市中区新港

映画『海峡』ロケ地/函館市

面接後に三浦友和(成瀬仙太)が函館の金森倉庫前を歩いている。
海峡/ロケ地函館市 海峡/ロケ地函館市
(訪問日2019年10月6日撮影)
当サイトはリンクフリーです。
当サイトに掲載した「海峡」ロケ地は映画場面と当時の航空写真を照合して探査しました。
ロケ地照合探査のため、場面解説に映像(「海峡」と明記)を使用し、
国土交通省空中写真(国土交通省航空写真と明記)を利用しました。
映像の著作権は、映画(製作・配給)会社に帰属しています。
お便りは雪ん子滝沢農園メールSince2016/10/27
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