直江兼続と直江石堤

山形県米沢市の松川（最上川上流）には、1601年（慶長6年）に直江兼続が米沢の町づくりのひとつとして、
米沢の町を水害から守り、治水事業に力を入れ、整備された谷地河原堤防（直江石堤）があります。
（米沢市案内版より引用）

数キロにも及ぶ積み上げられた直江石堤にたたずみますと、当時の苦労を偲ぶことができました。
直江石提

越後においても直江兼続は、上杉謙信から受け継いだ上杉景勝の命で
信濃川治水事業に尽力を注ぎ新田開発を行いました。
信濃川治水事業の変遷は、直江兼続と白根大凧合戦ページへどうぞ。

赤崩山からの米沢

（写真提供：米沢市在住K様）赤崩山からの米沢市内です。
直江兼続が直江石堤の構築にあたり、赤崩山に登って検討したと伝わっています。
『天地人』で、直江兼続と伊達政宗が赤崩山から城下を見下ろすシーンの場所です。

（写真提供：米沢市在住K様）
直江石堤の外側に位置する蛇堤です。現存している所は僅かのようです。

滝沢直紀