滝沢農園トップ |
新潟こしひかり産地直送 |
お米ができるまで |
お米の農業機械 |
昔の農業機械 |
お米の農業機械稲作農業機械昭和40年代には、バインダーの普及により手刈りから機械刈りに一転しました。これと同時に天日干しに変わり、機械乾燥が始まりました。 昭和40年代後半には、刈り取りと脱穀を一手に行うコンバインが登場しました。 ◆ この時期に開始されたのが圃場の大型化です。せいぜい大きくても2反程度だった圃場は、 各農家の乾燥機の容量に都合のよい圃場の大きさに集約され、 1枚が3反〜5反程度の圃場面積に耕地整理されました。 各圃場への用水路はポンプ場からパイプラインとなり、圃場各所に取水口が設置されました。 | |
トラクター クボタ KL30 30馬力のトラクターです。燃料は軽油です。 道路交通法では、 農業機械の機械長4.7m以上、機械幅1.7m以上、高さ2m以上、最高速度が15km以上のいづれかに当てはまるものは、大型特殊自動車免許が必要です。また各市町村役場に届け出て、ナンバープレートを交付してもらいます。 勿論軽自動車税の対象です。 ただし、農耕作業車の場合は、新小型特殊自動車という区分があり、全幅・全長・全高の制限はなく、最高速度が35km未満が対象とされています。この場合、公道を走る時には大型特殊自動車免許が必要です。 写真のロータリーは作業効率を良くする為、 機械幅1.6m+右0.15m+左0.15m=1.9mにしてあります。 よって新小型特殊自動車の区分に入ります。 車内は勿論、冷暖房完備です。 新車価格はクラウン2.5アスリートと約同価格。 | |
代かき用ハロー 小橋工業サイバーハローTX280 代かきの時に、トラクターの作業機械に取り付けます。 | 折りたたみ式で、公道を走る時には折りたたみ、作業時に車内より操作ボタンで広げます。機械幅2.8mです。 |
乗用田植機 クボタ WELSTAR PRO SPU65 6条植え乗用田植機です。燃料はガソリンです。 排気量404cc、全長3.0m、全幅2.21mです。 田植作業は、自動運転モードで手元操作のラクラク運転。オートマ使用でターンの時にはクラッチを踏む必要無しです。 | |
コンバイン クボタ ER338 2019年よりコンバイン入替ました。 3条刈り38馬力のコンバインです。燃料は軽油です。 刈り取りスイスイデバイダーを取り付けたコンバインです。 | |
コンバイン クボタ AEROSTAR ARN338 3条刈り38馬力のコンバインです。燃料は軽油です。 このコンバインは、排気量1826cc、全長4.04m、全幅1.845m、全高2.05mで、公道を走る時には大型特殊自動車免許が必要です。ちなみに価格は、高級乗用車同等です。 新車価格はクラウン3.5アスリートと約同価格。 | このコンバインには、水平維持機能と自動速度運転(脱穀の能力にあわせて、刈り取り速度が自動的に調節)機能がついています。まるで戦車と同じ足回りになっています。 刈り取りスイスイデバイダーを取り付けたコンバインです。 |
トラックコンベア コンバインからトラックコンベアに刈りとった籾(もみ)を移します。トラックは、最大積載量1000`、コンベアには おおよそ1反分の籾を入れる事ができます。 | トラックコンベアから作業場の乾燥機に籾を移します。 動力は200Vの専用電源です。 |
遠赤外線乾燥機 金子農機 REC450-XL 1回の稲刈りで最大45石乾燥できます。 動力は200Vの専用電源と灯油です。 籾の石数は1反当り約7.5石です。この乾燥機では、1回の稲刈りで5反〜5反半の籾を入れる事が可能です。 もみの乾燥仕上がりの水分値15.0%にセットしておくと、 自動的に乾燥機が水分値を計測し、 15.5%からはこまめに計測し、 適正な水分値になると自動的に乾燥終了時のプログラムへと進みます。 遠赤外線の良い点は、急激な乾燥を防止し、米にやさしくムラ無く仕上がり、低燃費で乾燥時間が読めるところが主な特徴です。 | |
グルメマスターとパックメイト グルメマスター(籾摺機⇒左)は、佐竹製作所 GPS 450AX パックメイト(自動選別計量機⇒右)は、タイガー KRV-2500A 籾摺機は、乾燥終了した籾を玄米にする機械です。玄米はパックメイトへと流れ、整粒と未熟米に自動選別されます。動力は両方とも200Vの専用電源です。 摺られた籾殻は、筒を通してぬかまき散太へと風力で送られます。 地元では、この籾摺作業をうす吹きやうす引きなどと呼んでいます。籾殻の事をぬかとも言い、メーカー品名に使われています。 | グルメマスターとパックメイト パックメイトの処理能力を1時間に30キロ袋にして40袋できるように籾摺機からの玄米量を調節します。 多く入れすぎるとパックメイトの選別能力以上となり、未熟米が混入する事になる為、目で見て籾摺機を調節してやります。 計量機に載っている方が整粒米30キロ用です。横から出るのが未熟米です。 網目は 1.90mmを使用しており、通常網目 1.85mmより選別能力を上げています。 |
ぬかまき散太 熊谷農機 籾摺機から送られた籾殻を刈り取った田んぼに運びます。トラクター車内より操作ボタンで、ぬかまき散太の下が開閉します。 走りながら下を開け、少しづつばらまきます。 この機械のおかげで、作業場に籾殻を仮置きせず、いつもすっきりとしています。 | |
精米機 マルマスター NX-5F 動力は200Vの専用電源です。 精米時に玄米から出る米ぬかは、自家製の漬物に使用したり、畑の堆肥として利用しています。 | 畔ぬり機 小橋アゼローター RKM752F 圃場コーナー部分の畔塗りもできる 前進作業と後進(リバース)作業の両方が可能です。 ドラムが180度回動し、トラクターの後進で畔塗りが可能です。 作業状況はお米ができるまでへどうぞ。 |
米保管倉庫エアコン ダイキンLSVMP2AC 2019年10月入替、動力は200Vの専用電源です。 詳細は低温倉庫の保管米と保存方法へどうぞ。 | 整地キャリア 圃場の土を移動時に使用。 冬季は雪の除雪に使用します。 |
肥料まきブロードカスタ STAR | ロールベーラ(わらよせ機)STARとトラクターは、滝沢農園の親戚組み4軒で共同購入しました。 稲刈り後に、稲わらが乾いた状態になったとき(稲刈り後2〜3日後)に、わらをロール状にしてくれる機械です。専用のひもでグルグル巻にしてくれます。 その後、果樹畑の堆肥にするために果樹畑にトラックで運搬します。勿論、手積みの手降ろしで重労働です。 |
果樹機械など | |
スピードスプレーヤー(通称SS) 果樹防除用薬剤散布機械です。燃料は軽油です。 薬剤タンクの容量は、500リットルです。 薬剤により面積当りの散布量に違いはありますが、1反当りの果樹に対しての散布量は、約300〜350リットルです。 このSSですと1反〜1反半の果樹畑に散布ができます。機械後部の噴射口から出ます。 | マメトラとハンマーナイフ マメトラ(右)は、マメトラ農機 SRV4VX 自家製野菜畑や育苗ハウスを耕す時に使います。 ハンマーナイフ(左)は、マメトラ農機 MH-607 果樹畑の草刈機械です。 果樹畑には除草剤を使用せず、草刈機械を使います。 |
昇降機 マツモト アップダウン号ME101号 動力は200Vの専用電源です。 作業場2階が資材置場で、苗箱や果樹箱の保管場所としています。 この昇降機により必要に応じて、1階フロアーに降ろします。 特に、ぶどう収穫時には多量に箱が必要な為、前もって箱作りを作業場2階で行い、収穫時に備えます。 | 高圧洗浄機の燃料はガソリンです。 作業場に降る雨水をトヨ伝いにコンクリート製の水槽に溜め、この雨水を利用して使用後の農業機械を洗います。田植機など細かい機械を洗う時やトラックを洗う時には欠かせません。 |
爆音機の燃料はLPガスです。 巨峰畑の鳥よけ用に使用しています。 外周は網を張り巡らしていますが、空から侵入してくる鳥には頭痛の種です。約3分間隔で鳴るようにセットしてあります。 聞くところによれば、果樹産地のこの近所では、鳥以外の不法侵入者による被害も毎年出ているとの事です。 | |
播種(はしゅ)種まき専用共同機械 JA新潟みらい みなみ支店 新飯田育苗センター所有の共同機械です | |
播種(はしゅ)機 コンマ製作所 SP-G1000T JA合併前の新飯田農協の頃からの新飯田育苗センター(加入農家数:25)で共同播種作業を行います。 播種速度は、800枚/h と 1,000枚/h の切り替えができます。受取り手の作業状況から800枚/hで行っています。 高齢者が多くなり、スピードを早くすると作業人数を増やす必要があり、現在は11名の作業者と残りの農家が受取り手となり、2日間行います。 作業状況はお米ができるまでへどうぞ。 | |
すべて流れ作業です。播種の作業工程1です。 最初に床土を入れます。 | |
これは制御盤です。 メイン電源やスピードをここで調節します。 | 播種の作業工程2です。 この装置は、薬剤(スタークル箱処理剤)を入れるものです。 入れる農家と入れない農家と区別して作動させます。 田植え時に撒く事がほとんどですが、播種時に撒けるものです。我が家は田植え時に撒きます。 |
播種の作業工程3です。 種もみを入れます。 種もみを入れる前に散水機があります。 | 播種の作業工程4です。 覆土を入れます。 覆土を入れる前に、消毒剤を散布する装置があります。 |
新潟白根の滝沢農園滝沢直紀 |